オーブブックスの由来
aube(オーブ)とはフランス語で夜明け、明け方という意味です。読書で言えば、朝方まで時間を忘れて没頭してしまう面白さ、男女で言えば、夜明けまで愛し合う悦び、そんな思いを込めました。
エロスの概念は、時とともに変わっていくものだと思います。形を変え、表現を変え、対象を変えることがありながら、それでも、なお、人は己の快楽を追求し続けるでしょう。価値錯乱の時代にあっては、なにがエロスか、なにが禁忌かは、刻々と変わっていくのだと思います。そこに、新しい性愛の物語が紡がれていくと信じています。
AubeBooks.com(オーブブックス.com)は、そうした新しく、「抗えない業」を背負った作品を、「EL」小説として掘り起こし、書下ろし、販売する電子書店です。
サイトのポリシー
AubeBooks.com(オーブブックス.com)の運営は、官能小説の出版に携わっている現役の作家や編集者達です。自分たちの書きたい内容を誰の意見にも左右されることなく、自由に自分たちがやりたい出版に挑戦しようとして結集した「プロ」が行っています。AubeBooks.com(オーブブックス.com)で販売する電子書籍は、いわば「EL」小説のプロたちが厳選したものばかりです。
昨今、出版に対する硬直化が目に見えない形で起きており、経済的理由だけにとどまらず、「出版・言論の自由は?」と思いたくなるような刊行基準を一方的に適用してくる場面すら見受けられます。そんな中、もっと自由に表現できる方法がないかと模索し続け、たどり着いたと言えるでしょうか。
さらに AubeBooks.com(オーブブックス.com)のコンセプトでもある「EL」の表現を自由に追求できるのは大手販売サイトではなく、自社で電子書籍販売の仕組みを作ることでした。
出版はこの後、電子への比率が急速に高まっていくことが予測されますが、まだまだユーザーの皆様はどう判断して楽しんでいくのかが分かりにくい「時」が続きます。
VHSとベータだったビデオがDVDに一本化され規格が統一されたように、電子書籍も今後規格が統一されていくでしょう。しかし、まだまだ自社で購入してもらいたいがための開発競争に各社は資金を投下していますので、規格の統一までにはもう少しの時間がかかると思います。
とは言え、「今」、AubeBooks(オーブブックス)の電子書籍を読みたいと皆様に思ってもらえるように、全スタッフが一丸となって取り組む所存です。何卒よろしくお願い申し上げます。