花売り剣客4 ── 見知った男
【八神淳一・著】真央は江戸にやってきて、花売りをはじめて半年になる。ゆえあって許嫁の圭一郎を斬り捨て、西国の藩を飛び出して七か月が過ぎようとしていた。「もしや、小谷様の娘御の真央どのでは?」江戸藩邸詰めの三崎啓吾からそう声を掛けられた。七ヶ月ぶりに、名字で呼ばれ、真央は一気に武家時代に戻る。夜、捨てた国の藩士からもたらされた話に慄然とした。国家老が公金横領を働いており、その罪を一切合切、圭一郎に被せたというのだ。無実の許嫁を斬ってしまったということか……。江戸で岡っ引きの政造と恋仲になっていた真央に、あろうことか三崎圭吾が岡惚れして──過去の憂いに色と剣が交錯する圧倒的人気の短編連作、8年ぶりの再開、第一弾!!
奥澤さん、弾けないの 1 ── ピアノルーム
【乃村寧音・著】「ごめんね。さっき話したけど、わたしちょっと変わったプレイが好きなの。今日はお姉さんに任せてくれないかな?」三十八歳で独身の友梨佳は、パリ在住のクラシック・ピアニスト。久しぶりに帰ってきた日本では、リサイタルや日本の音楽大学での公開授業などのスケデュールが詰まっていて、最後に大きな『行事』が待っていた。高級ホテルのピアノルームでそれとない練習をしていたが、どうにもノッてこないとき、ふらっと訪れた地下アーケードで、その男、芳樹を見つけてしまう。このホテルをかつてよく利用していたときの年上の特別な男、奥澤にそっくりなのだ……。甘く切ない記憶に胸の奥が疼きだす。ノリが悪いのはこのせいだ。ナンパを成功させて、れろれろと舌を這わせたり、カリ首の周りを舐め回したり、鈴口に舌を入れて我慢汁をかきだすようにしたりすると、もう趣味が止まらない。ワケアリお姉さんの渇き、第二幕開演!!
新妻愛液通信
【内藤みか・著】「人妻なんだから、うまいんじゃない? いつもどんな風にしゃぶってんのか、やってみせてよ」──お見合いパーティの後で、実は人妻なのと打ち明けると、かえって男たちの目の色が変わることに二十七歳の亜矢乃はとまどった。が、二十二歳の和也とは流れるプールの水中で若い男女のように交り、ふたたび訪れたパーティでは、上手にホテルに誘い出された年上の健人にこりこりと女豆を噛まれて、一瞬開いた唇の中にそれがめり込んできたのだ……。男達の視線を集めることができるカップリングパーティーで、忘れてしまいそうな女の部分の刺激に溺れる専業主婦を描く「人妻亜矢乃」、夫のためにと始めたバイトがいつしか人妻売春の快楽に蕩ける表題作「新妻愛液通信」など、貞淑なはずの若い人妻たちが見せる淫らで激しいひととき。1996年~2000年にかけて発表された、著者至極の『妻モノ』傑作8編を収録した若妻精選短編集!
女教師 美畜の檻
【藍川京・著】「舐めるときは、鈴口も舌の先っちょで丁寧に舐めまわせ。頭を引くときは、口が真空になるようにできないのか。ちがうと言ってるだろう!」──この春、白石紗苗は母校の海聖女学園の新任教師として着任した。学園の園長・城島は、紗苗の父・裕吾が亡くなった折、学費を免除してくれ、母・志保とともに大恩を感じていた。しかし、心優しい学園長であるはずの城島は、女をいたぶって無上の悦びを覚えるという裏の顔を持っていた。さらに城島の悪友、岩井は高校時代から志保に想いを寄せていたが、裕吾のてまえその思いは叶わずにいた……。まじめに生きてきたはずの母娘が、ふたりの男によって性奴隷へと堕とされていく。いつしか大物代議士の常田までが、悪鬼ふたりからの貢物となった母娘の菊蕾を狙い──痛みと快楽の渦の中、恥辱とともに貞淑な母娘がメスへと変わっていく様を描ききる、ハードSM傑作長編(2000年初刷)!
叔母と美姉──初めての誘惑レッスン
【高竜也・著】明日から夏休みに入るというとき、誠治はテニス部の先輩で全校生徒の憧れでもある小坂麻由が校内で愛しあっている場面を目撃してしまう。その夜、麻由から呼び出され、体に触れることで昼間見たことへの口止めを約束させられた。しかし、寸前までの施ししか与えてくれなかった麻由との接触に若い性感を持てあましていると、なんと叔母の九条奈美と二人きりで北海道旅行に誘い出される。奈美は、実姉の夕子とともに誠治を甘やかしてくれる身近な存在だった。「教えてあげるから……じっとしていていいの」と言う奈美と背徳の交わりを経験し、自信を深めた誠治は、麻由との相互剃毛、姉弟での交合へと禁断の階段を登り、ついには姉の夕子のアヌスにまで欲望を滾らせて……。先輩、叔母、姉。身近な美女3人によって少年が男へと変わっていく熱く、甘い季節。近親と年上女性への憧れを見事に融合した本格官能長編(2006年初刷)!
母は女教師
【高竜也・著】「先生、お願いだからいってよ。とても気持がいいって」修司がこんもりと眼の前に盛りあがった薄い芝生の丘を見ながら、その下の裂け目に指をくぐらせる。ああ、男子生徒に──幸一は、偶然、叔母の順子が、校内で親友の修司に激しく犯されていく場面を目撃してしまった。同居中の清楚な女教師を、高校生の幸一は叔母として慕い、憧れていた。両親の代わりに、結婚することもなく育て上げてくれた順子は、35歳とは思えないプロポーションで、なんともいい香りがする。想いが次第に強くなっていくときの窃視に、幸一の欲望は一気に昂っていった。修司の手引きで、叔母との「機会」を設けられると、さらなる衝撃が待ち構えていて……初心な幸一のみならず、実母として揺れる叔母の順子の心情を鮮やかに描いて、運命的な近親の構図を、唯一無二の純愛物語として昇華する、初期最高傑作長編!!
緋の館
【藍川京・著】「わたしのこと、好き? 本当のことを言って。そうでないと、何も答えられないの……」──上司につれられた城ノ原財閥のお屋敷で、橘洸介は十六歳になったばかりの妖子と引き合わされる。彼女に惹かれる己を自覚しながら、異様な雰囲気と噓のような妖子の言葉を信じきれないまま、その日洸介と妖子は夫婦となった。俗世と断絶された由緒正しい屋敷には、時代から取り残されたような「戻り部屋」と称される仕置部屋があり、妖子はそこで「鞭で打って。印をつけて」と洸介にねだる。常識から外れた妖子の言動は、愛と背徳と官能に満ちたこの家の「しきたり」によってつくられたものだった……デビュー直後の衝撃作『相姦図 発情教育』(マドンナメイト1989年)を大幅に加筆修正した『緋の館』(太田新書2005年)を底本として電子化した、著者、極限の官能ファンタジー!
歔き紅の女
【藍川京・著】「後ろに入れられるときは息を吐くのよ……」排泄器官でしかないと思っていたアヌスをいたぶられようとしているのに、そう言われ、美希は切ないような感覚に襲われた。諦めというより、この妖しさを感受したいという否定しがたい気持ちも湧いて──父が病に倒れると、会社と家庭両方の面倒を見ようという伯父の隆史が、星原家に姦計を仕掛け、二十六歳の美希は北鎌倉の一文字の屋敷に住込みで働くことに。だが一文字はその道に長け、女を馴致することを無情の悦びとしていた。さっそく羞恥の責めが始まる。清純な躰を貫き、アナル、尿道、と過酷な責めが執拗に繰り返されると、次第に美希は妖しい感覚に囚われて……著者初期ハードSMを凌ぐ、強制開花物語! 隠された傑作官能長編(2005年初刷)!!
Kyoto Honey Doll(『京都でやろう!』英語版)
【沢里裕二・著】“Mmm. Yes. Aoyama-san’s voice is so sexy. The moment you said ‘pink’, my pink pussy was squashed by the saddle. I was completely turned on. Yes, a rodeo machine…” After being laid off from her job at a publishing company in Tokyo, Mami Aoyama was working as a telephone operator for a mail-order company in her hometown of Aomori. One day, she receives a call from a female customer who wants a rodeo machine. There was something wrong with her voice. Apparently, she was agitated by the sound of her masturbating voice and the lewd images in the product description, and she answered the call in an obscene manner, which is prohibited for an operator, and was placed on leave. Then, her feet naturally turned to Kyoto, where the female customers lived. Kyoto, a city ruled by the Lewdness art master in the Dark…. A side story of the author’s debut great work, “Revival of the Dirty Metropolitan”!
京都でやろう!
【沢里裕二・著】んんんっ。ええわ。青山さんの声、エロいわ。ピンクっていってくれはった瞬間に、ピンクのオマメがサドルにぷちゅっと潰れたんよ。うち、完全に昇ってしまったわ。ええな、ロデオマシーン──東京で出版社をリストラされたあと、青山麻美は郷里の青森で通販会社のテレフォンオペレーターとして働いていた。ある日、ロデオマシーンを所望する女性客から注文電話が入る。なにやら声がおかしい。どうやら、自慰をしながらの艶声と商品説明の淫靡な映像に煽られ、オペレーターとしては禁止行為の猥褻応対をしてしまい、休職に。そして、女性客の住む京都に自然と足は向いた。京都、そこは闇で桃園淫道家が支配する街……著者、デビュー大作『淫府再興』のサイドストーリー掌編!!
My Delicious Victim ― The Cute New Boy ―(『わたしのごちそう ─ 新入社員 ─』英語版)
【乃村寧音・著】How do you like it? You look so embarrassing. But hey, give it up and be my slave tonight. I love you…. Sorry, I’m getting excited too. That’s why I got you to wear the …… opening gag. Izumi, divorced, is supposed to be thought as a discreet and unassuming office worker. Her hobby was to eat boys she liked. And it’s a one-night-only SM play. Tonight’s victim is a new employee, Satoru-kun. It has been a long time since she has had a moe moe boy. When the company’s drinking party was about to end, she forcefully took him into a cab and headed for her home. The bed has been remodeled to allow for restraints… A pop piece that depicts a realistic modern relationship between a man and a woman from the point of view of a normal, serious girl who indulges in lewd pleasure with no repercussions!
Women Ninja’s Code of Sex ─ Vol.1 ─(『掟─くノ一淫法帖 第一回』英語版)
【睦月影郎・著】Suppa: Twenty-five years after Sekigahara, the world was becoming peaceful, but there were still people who trained daily in a hidden village in anticipation of war. Juro was born as the only son of the Kashira of the Ubayama clan in the Odahama domain between Hakone and Ashigara, and was silently forced by his aunt Azami to endure a hard daily life since he was a small child. Now, at the age of 17, he is ready to leave for Edo. Not only to experience firsthand the workings of the world, but also to destroy his enemy, the female survivor of the Manjidani clan…. The battle begins, not only with swords, but also with In-po, which are lewd and lascivious techniques. Soon, the soft skin of the avenging enemy flushed vermilion by sex… – The first chapter of a full-length serialization of a historical-era sensual story published in the sensual literature magazine “Etsu”!
浅草でやろう!
【沢里裕二・著】売掛金一億の回収の目途がつかなくなったホストの村上淳一は、歌舞伎町から消える。早朝のタクシーに乗って、ひとまず落ち着くことに決めた先は、誰にも語ってこなかった土地勘のある浅草だ。新宿からの追手もおいそれとは立ち入れない、裏通りの飲み屋街で緊張をほどいていた矢先、すけべな女に絡まれて、店で致してしまう。さらにその女が中居をつとめる老舗旅館に身を潜めることに──艶冨館、一見、訳ありな男と女。なにより未亡人の女将が妖艶すぎる。北浜の相場師として一世を風靡した爺さんに引き回され、すけべな中居の先輩キャバ嬢に責められ、中居は中居で……『未亡人女将の宿』を大幅に加筆修正した、リアル水商官能ハードロマン傑作!
わたしのごちそう ─ 二度目の男子 ─
【乃村寧音・著】「ほんと、よく似合うね、わたしの高校時代の制服……」自宅マンションの寝室。いつかまたここに悟くんを連れて来たいって、本当はずっと思っていた――泉には、久しぶりの萌え萌え男子だった新入社員の悟くん。あのとき、会社の飲み会がお開きになって、強引にタクシーに乗せた。それ以来の自宅調教。悟は逞しく、少し積極的に、苦悶の二年間を告白してきた。泉にもう一度、犯されたい……もしかするとこの男の子が好きで、何度生まれ変わっても悟くんを探してしまうのかもしれない。自分の思いに気づいた泉はいつになく、激しく、深く、それでいて優しい責めを繰り出した。ついに永遠の愛に溺れるのか? 気分屋の泉ちゃんに訪れた、感動の最終話!!
The Obscene Katashiro(『淫靡な形代』英語版)
【逢見るい・著】After sublimating her desires with her boss, Tachibana, who was in his early forties, Chika suddenly was told, “I want you to end this. Please let this be the last time.” The 29-year-old Chika didn’t want much. She only wanted to meet him once a week at a hotel and be hugged – Chika always came second. The owner of her part-time job, the lecturer from her college days… all the men who licked her body had a certain partner. The same goes for Tachibana. When his ex-wife died, he didn’t choose Chika as the one to remarry. When a home party was planned at Tachibana’s house, Chika went there with her colleagues who knew nothing. There, Makoto, the beautiful son of Tachibana’s ex-wife, saw her lasciviousness… Where does this woman’s passion end?
Barefoot Goddess(『はだしの女神』英語版)
【沙布らぶ・著】The deepest part of me is fulfilled right now. “You can touch it more, you know. You like my feet, don’t you?” – Rie had an estrus period. The sensation was gradually diminishing as newcomers came into the company. That’s when she went to a bar called Dianna. She used to go to the so-called “happening bar” to satisfy her lust without any regrets. One day, after indulging in the pleasures of two familiar men, she was still feeling a bit inadequate when she felt the gaze of a man. It was Nishiguchi, her junior. When she invites him into a private room to share her secret, he begs her to step on with her foot – and she realizes her first taste fills in the blank pieces. …… A masterful short story about the depths of desire!
上に乗って褒めて
【沙布らぶ・著】「ッお、おぉっ……! 射精るッ……絵理沙っ……」きつく体を抱きしめられ、ゴム越しの熱が膣内で弾ける。何度か駄目押しに腰を打ちつけられ、体がビクビクと痙攣する──広告代理店で働く絵理沙はいつでも『強い女』を目指す、三十歳。担当プロジェクトの社外パートナーとして招かれた石館の存在がどうにも気に食わない。茶髪で軽薄な笑い方をする年下のくせに、実力があった。ある夜、成り行きで石館のマーケター的なセックスに触れ、できる男の寂しさに気づく。同時に自分の強さも嘘っぽかった。男と女の交歓に「ニーズ」などという言葉は存在しないハズ……。正直に欲望をぶつけ始めたとき、歓喜の奔流がふたりを飲み込んでいく!!
エプロン夫人
【八神淳一・著】新入社員の康夫は同僚たちと部長宅に招かれ、部長夫人の香澄に手料理をご馳走になる。他の同僚が舌鼓を打つなか、康夫は香澄のエプロン姿に心を打たれた。彼はなによりも、女性のエプロン姿がツボだったのだ。しかも美人で、料理は上手ときている。まさに理想の奥さんが、目の前にいた。その夜から康夫は香澄の裸エプロン姿を想像し、その妄想をふくらませていく。そんなある日の昼下がり、康夫は街で香澄を見かけ、部長以外の男とラブホテルに入る現場を画像に収めた。それをネタにエッチは無理としても、念願の裸エプロンは叶えられるかもしれないと彼女を呼び出し──。女性の裸エプロン姿に執着する童貞男の願いは果たして……。鬼才による珠玉の短編!
二年A組泣き虫先生〔完本〕
【橘真児・著】亜紀夫は成績も運動も容姿も振るわない、県立進学校の新二年生男子。面倒事を引き受ける役回りの彼には、一年生のときから密かに思いを寄せる同級生の女子、めぐみがいた。クラス委員長をさっそく押し付けられて、いつものように渋々受け入れていたときに、なんとめぐみが副委員長に立候補してくれて、一気に性春が進みだす。が、BL好きの友人や、セレブな女生徒会長、その少女とレズっ子の美人、それぞれの妹や弟までもが、体育祭、合宿、生徒会長選挙、対外試合、文化祭などの行事の折々に、指で、胸で、口で、そして──なにより、一度、アルコールが入ると豹変する、教職二年目の綾子先生が、ふたりの恋路の邪魔をする。付き合っていた男にフラれたことが原因で、妙齢処女の欲望が一気に暴発する厄介な泣き虫先生……「週刊プレイボーイ」連載時から単行本化を望まれながら、青春時代の濃くて甘い粘液溢れるEL描写ゆえに刊行を許されなかった、著者本領発揮の学園物語大作、電子版でついに復活!!
二年A組泣き虫先生〔上〕
【橘真児・著】「せ、先生。出ますッ」「いいわよ。いっぱい出しなさい」しごきたてる動作が激しくなる。嚢袋も揉まれ、たちまちめくるめく瞬間が──亜紀夫は土岐峰高校の二年生。成績は中程、運動も容姿も振るわない。頼まれると断れない性格で、クラス委員長の面倒を押し付けられた。担任の綾子は、教職二年目。なにかあるとすぐに涙をこぼしそうになるのが有名な家庭科教師。そして酒で人が変わる欲望処女!教官室で料理酒を空けてしまった綾子は、ひとりやってきた亜紀夫に、案の定、大胆な誘惑に出る。泣き虫先生の面影は微塵もない。生徒と女教師、あわや、の瞬間に副委員長のめぐみがやってきて……県立進学校で巻き起こる、カウパー&女蜜まみれの青春エロ・コメ、春編! 幻の「週刊プレイボーイ」連載作品・上巻!!
二年A組泣き虫先生〔中〕
【橘真児・著】「何をするんですか!?」「だって、あなたはまだでしょう?」ベルトをはずし、前を開きながら京華が告げる。「わたくしも、お口でいたしますわ」──ふたりきりの生徒会室で、三年生で現生徒会長の京華が、亜紀夫の絶頂クンニへのお返しにフェラをほどこそうとする。慣れた手つきに、先走りが彼女の手指をネチャネチャと濡らす。美貌と気品を兼ね備え、存在そのものがセレブと言うべき生徒会長から、淫靡な相姦告白を聞かされながら、次期生徒会長候補として立候補するように命じられ、それを受け入れたご褒美……めぐみの中三の妹の罠、学年一番人気の知美のお節介、生徒会長・京華の企みにますます勃ち止まれない、淫汁溢れる学園エロ・コメ、夏編! 絶品の「週刊プレイボーイ」連載作品・中巻!!
二年A組泣き虫先生〔下〕
【橘真児・著】「亜紀夫君の大きくなってる」めぐみは意を決したように見あげ、「わたし、もっといっぱい亜紀夫君を感じたいの……からだ全部で──」濡れた眼差しで訴えた。「ね、亜紀夫君のこれ、今日こそわたしにちょうだい」──亜紀夫とめぐみは惹かれ合い、お互いに恋人同士に成長していたが、酒で豹変する綾子先生や、BL好きの美人同級生知美、セレブ会長の京華、その同性の恋人奈々恵たちに弄ばれて、本当の交わりはまだ未体験だった。処女検査?で薫と綾子と事故ってしまい亜紀夫は純粋童貞ではなかったのだが、心の底から結ばれてこそ初めての経験なのだ。それはめぐみと……直前で、なぜか邪魔が入るふたりに、ついにその時は訪れる!? 濡れ勃つ学園エロ・コメ、秋編! 伝説の「週刊プレイボーイ」連載作品・下巻!!
わたしのごちそう ─ ホスト ─
【乃村寧音・著】「クリトリスもちゃんと舐められないなんて。そんなんでよくホストが務まったね。この程度で射精したいなんて生意気」本当は気持ち良かったけれど、そう意地悪を言ってやる──泉はその日、六本木のワインバーで、三時間近く友人の琴乃の愚痴を聞いてやっていた。ホストに騙された……という救いの無いバカみたいな話だ。が、「あいつを! 蒼磨を! 調教して欲しい」と頼まれると、ま、わたしも楽しんじゃえばいいか、と作戦を練った。会員制ラブホテルのSM部屋。さすが、自ら基礎化粧品の会社を起こし、ドカンと成功している琴乃だ。古い洋館のような調度の部屋で、泉ちゃんのテクがイケメンホスト相手に今晩も炸裂する!!
わたしのごちそう ─ 専務 ─
【乃村寧音・著】「ほらっ、破裂しそうなおちんちんに、これを被せるよぉ。いっぱいぐちゅぐちゅしてあげる」パイプ椅子に後手に縛り付け、さらにペニスの根元を紐で縛りあげたタツヤのそこに、オナホールを被せ、派手に扱き出す──泉は仕事で忙しく、仕方なく始めた出会い系サイトで知り合ったタツヤとその夜、自分の会社が管理するビルの一室にいた。仕立ての良さそうなダークブルーのスーツを着こなし、いかにもナイスミドルな男は、泉の「指示」で貞操帯と、女もののパンティを身に着けて現れる。期待にギンギンのタツヤ──しかし泉はプレイの途中で気が付いた。タツヤが自分の会社の専務、古賀だということを! 泉ちゃん、圧巻の第四弾!!