二年A組泣き虫先生〔完本〕
【橘真児・著】亜紀夫は成績も運動も容姿も振るわない、県立進学校の新二年生男子。面倒事を引き受ける役回りの彼には、一年生のときから密かに思いを寄せる同級生の女子、めぐみがいた。クラス委員長をさっそく押し付けられて、いつものように渋々受け入れていたときに、なんとめぐみが副委員長に立候補してくれて、一気に性春が進みだす。が、BL好きの友人や、セレブな女生徒会長、その少女とレズっ子の美人、それぞれの妹や弟までもが、体育祭、合宿、生徒会長選挙、対外試合、文化祭などの行事の折々に、指で、胸で、口で、そして──なにより、一度、アルコールが入ると豹変する、教職二年目の綾子先生が、ふたりの恋路の邪魔をする。付き合っていた男にフラれたことが原因で、妙齢処女の欲望が一気に暴発する厄介な泣き虫先生……「週刊プレイボーイ」連載時から単行本化を望まれながら、青春時代の濃くて甘い粘液溢れるEL描写ゆえに刊行を許されなかった、著者本領発揮の学園物語大作、電子版でついに復活!!
二年A組泣き虫先生〔上〕
【橘真児・著】「せ、先生。出ますッ」「いいわよ。いっぱい出しなさい」しごきたてる動作が激しくなる。嚢袋も揉まれ、たちまちめくるめく瞬間が──亜紀夫は土岐峰高校の二年生。成績は中程、運動も容姿も振るわない。頼まれると断れない性格で、クラス委員長の面倒を押し付けられた。担任の綾子は、教職二年目。なにかあるとすぐに涙をこぼしそうになるのが有名な家庭科教師。そして酒で人が変わる欲望処女!教官室で料理酒を空けてしまった綾子は、ひとりやってきた亜紀夫に、案の定、大胆な誘惑に出る。泣き虫先生の面影は微塵もない。生徒と女教師、あわや、の瞬間に副委員長のめぐみがやってきて……県立進学校で巻き起こる、カウパー&女蜜まみれの青春エロ・コメ、春編! 幻の「週刊プレイボーイ」連載作品・上巻!!
二年A組泣き虫先生〔中〕
【橘真児・著】「何をするんですか!?」「だって、あなたはまだでしょう?」ベルトをはずし、前を開きながら京華が告げる。「わたくしも、お口でいたしますわ」──ふたりきりの生徒会室で、三年生で現生徒会長の京華が、亜紀夫の絶頂クンニへのお返しにフェラをほどこそうとする。慣れた手つきに、先走りが彼女の手指をネチャネチャと濡らす。美貌と気品を兼ね備え、存在そのものがセレブと言うべき生徒会長から、淫靡な相姦告白を聞かされながら、次期生徒会長候補として立候補するように命じられ、それを受け入れたご褒美……めぐみの中三の妹の罠、学年一番人気の知美のお節介、生徒会長・京華の企みにますます勃ち止まれない、淫汁溢れる学園エロ・コメ、夏編! 絶品の「週刊プレイボーイ」連載作品・中巻!!
二年A組泣き虫先生〔下〕
【橘真児・著】「亜紀夫君の大きくなってる」めぐみは意を決したように見あげ、「わたし、もっといっぱい亜紀夫君を感じたいの……からだ全部で──」濡れた眼差しで訴えた。「ね、亜紀夫君のこれ、今日こそわたしにちょうだい」──亜紀夫とめぐみは惹かれ合い、お互いに恋人同士に成長していたが、酒で豹変する綾子先生や、BL好きの美人同級生知美、セレブ会長の京華、その同性の恋人奈々恵たちに弄ばれて、本当の交わりはまだ未体験だった。処女検査?で薫と綾子と事故ってしまい亜紀夫は純粋童貞ではなかったのだが、心の底から結ばれてこそ初めての経験なのだ。それはめぐみと……直前で、なぜか邪魔が入るふたりに、ついにその時は訪れる!? 濡れ勃つ学園エロ・コメ、秋編! 伝説の「週刊プレイボーイ」連載作品・下巻!!
処女の器
【橘真児・著】愛花は、ボーイフレンドの徳司のモノをマジマジと今日も観察していた。まだ、カラダは許していないし、彼も無理にとは言ってこない。いわゆるBまでの関係だ。ただ、徳司には気持ち良くなって欲しいから、白濁液は絞り出してあげていた。そんなある日、クラスメートの美和子から、喪失時の恐怖にも似た痛みを聞き、いたって楽観的に考えていた、来るべき初体験を恐れ、悩み始める。とりあえず、次は口に入れて舐めてあげればいいか……彼のは普通の男子より大きいのか、大きいのは本当に挿いるのか、そのときどれほど痛いのか──処女と童貞の高校生同士の、その時を迎えるまでの悪戦苦闘?を、女の子目線でコミカルに描き出す快作短編!
年下美人上司
【橘真児・著】たいした大学出でもない27歳の洋一郎が、将来を嘱望されるほど、大手化粧品会社の商品開発部で実績をあげられたのは、鼻が利くという特技があったからだ。ところが、突然、転属辞令。鼻が利きすぎて、匂いに反応してしまう言動がセクハラと取られてしまったらしい。時を同じくして現れたのは、新室長の、天幻寺奈々花。アメリカの名門大学を卒業して、つい最近まで海外の化粧品会社の広報で活躍していた24歳──年下の上司。洋一郎の鼻が蠢きだす。匂い、香り、フェロモン。洋一郎にとってそれは、最高の性的誘惑で──奈々花は洋一郎を、咎め、苛め、やがてほのかに感情が通い出し、社内でイベント会場の片隅で……特異な才能と、年下にしてやり手の女上司が巻き起こすラブ・コメ物語! 「週刊プレイボーイ」連載中から大人気の作品!
僕の可愛い上司サマ
【橘真児・著】あの男が3年ぶりに帰ってきた──3年前、大手化粧品会社の広報室から商品開発部に戻された洋一郎は鼻が利くという特技をいかし実績をあげ、翌年研修のため渡米、2年ぶりに日本に帰ってきた。帰国後、洋一郎は中国進出の責任者として広報部副部長の辞令を受け、かつての上司であり恋人でもある奈々花の上司という待遇に戸惑いながらも、愛しい人の待つ広報室へと急ぐ。そこには、才色兼備ながら貧乳コンプレックスをいだく室長の奈々花をはじめ、かつての同僚であるロリ顔主任の亜子、そして新卒で巨乳の美由がいた。なつかしい広報室は多少の異動はあったものの、女の園であることはかわらないまま。そんなオフィスでくりひろげられるラブ・コメディに美貌のチャイナ娘と金髪レディが参戦し洋一郎は5人の美女に誘惑されたり、翻弄されたりして……。『年下美人上司』の続編として「週刊プレイボーイWEB版」に連載された幻の大人気作品!
小悪魔セラピー
【橘真児・著】私立の名門、黒椿女学院に通う澤井利佳子は上京した夜、女子大生の姉が家庭教師相手の男の子にいけない手ほどきをしているのを目撃してしまう。若い教え子を相手に姉は嗜虐的な方法で自らも感じていたのだ…。あろうことか、あどけない妹までもが自宅の隣室で同級生の男子と女性優位な行為で里佳子を挑発する。友人ゆみに降りかかる痴漢騒動のなかで、利佳子にも、やがて抑えられない姉妹としての衝動が沸き起こった。快心の美少女エロス長編!
非実在聖少女
【橘真児・著】『処女の女の子、連絡ください』──生島逸朗は、友人との飲み会の席で自分だけが「処女」を味わったことがないことを知り、怪しい掲示板に書き込みをした。すると、意外なほどにあっさりとコンタクトが取れ、初体験の相手となることが叶う。しかも、相手は十六歳、いや、もしかすると十五歳の高校一年生…。果たしてそんなことがあるのか、許されるのか。夢の一夜の鮮明な快感が忘れられず、盗み見た生徒手帳の学校へ、確認をしに行くと──。
初体験学習
【橘真児・著】戸倉進也と小岩井春菜は恋人同士。優等生の二人は高校生らしい健全な付き合いを続けていたが、ある日春菜が、進也にオナニーを見せてほしいとお願いする。性に目覚めた弟を心配しての頼みだったが、教室での淫らな行いに、次第に性への興味を抑えられなくなっていく。密室の相互愛撫、口唇奉仕、初めての事に戸惑いながらも、徐々に経験を重ねていく二人。昂まる欲望は進也の奔放な妹にも見抜かれて—!
薫る少女
【橘真児・著】「痴漢ですっ!」──朝の通勤電車内に突如響き渡った甲高い声。ひとりの少女が男の手首を掴み、高々とか掲げる。独特のセーラーカラーは聖ハイム女学園のものだ。聡史には他人事だった。が、その二日後、また彼女が痴漢被害に会う場面に遭遇する。そして翌日、彼女・美菜子が自分に密着していることに気づいた。まずい、もしかしたら、小遣い稼ぎの痴漢にされてしまうかも…そう思った瞬間、薫ってきた甘い匂いと、ズボンのファスナーを下し、侵入してきた彼女の指…。官能文芸誌「悦」掲載の、珠玉の女子高生短編作品。