新妻愛液通信

【内藤みか・著】「人妻なんだから、うまいんじゃない? いつもどんな風にしゃぶってんのか、やってみせてよ」──お見合いパーティの後で、実は人妻なのと打ち明けると、かえって男たちの目の色が変わることに二十七歳の亜矢乃はとまどった。が、二十二歳の和也とは流れるプールの水中で若い男女のように交り、ふたたび訪れたパーティでは、上手にホテルに誘い出された年上の健人にこりこりと女豆を噛まれて、一瞬開いた唇の中にそれがめり込んできたのだ……。男達の視線を集めることができるカップリングパーティーで、忘れてしまいそうな女の部分の刺激に溺れる専業主婦を描く「人妻亜矢乃」、夫のためにと始めたバイトがいつしか人妻売春の快楽に蕩ける表題作「新妻愛液通信」など、貞淑なはずの若い人妻たちが見せる淫らで激しいひととき。1996年~2000年にかけて発表された、著者至極の『妻モノ』傑作8編を収録した若妻精選短編集!

670円

ママなのに

【内藤みか・著】ゼロ歳児からの私立保育園、『賢考チャイルドケア』の園長、丘野亮介は、今日も訳アリの若い母親たちに、深々と頭を下げられていた。二十四歳の主婦、松島裕恵は家業の書店勤めが忙しく、三十歳のOL、高野恭子は不規則な広告デザインの仕事に、子どもをなんとか入園させようと必死だった。やがて、若妻たちの欲求はあからさまに…。表題作『入れてください』をはじめ、ママたちの昂ぶりを淫らに描く、若妻官能傑作集!

やわらかバスト

【内藤みか・著】誰かにこのおっぱいを飲んでほしい……。夫や子供だけではもはや満足できない若妻たちは、あふれる「母性」と豊満なバストを持て余していた。二十四歳の人妻・美沙子はそんな思いが募り、携帯出会い系サイトで知り合った十九歳の男子学生との逢引を決行する。二十三歳のカナエはテレクラで知り合った二十七歳の男に自分の母乳を分け与え、江美は初心な夫の部下を優しく誘惑する。平凡な毎日に生きる8人の人妻たちの、甘く淫らな非日常!