凌霄花

『凌霄花』藍川京・著

藍川京・著

ISBN978-4-86514-511-3
出版社:株式会社 大航海
配信開始日:2016年12月24日
頁数:60(※1)
価格:150円(税込165円)
※1 1行36文字、1頁13行でレイアウトした場合の総頁数です。

あらすじ

凌霄花のうぜんかずら。橙色で漏斗状のこの花は──太腿を押し開かれたつきで、そこに躰を潜り込ませている揚羽蝶は、奈月の蜜を味わっているよしたけだ──独身OL時代に旅先で知り合った妻子持ちの吉武との五年間は奈月に、強烈な潤いの時を与えてくれた。吉武への思いを持ち続けたままやまとは結婚した。が、凌霄花の蜜を吸う揚羽蝶を見て三日後に、吉武に電話をかけた。すべて了解の上で付き合い、裏切りも約束もなにもない別れから知らずに疼いていた隙間、あの濃密な時間をひとときでも取り戻そうと……。

著者略歴

藍川京(あいかわきょう) ─ 1989年『卒業』(二見書房)で作家デビュー。現代女流官能作家の第一人者。しっとりと情感あふれる耽美的作品からハードSM系、コミカル官能まで幅広い作風を持ち、多くの読者を魅了し続けている。
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