子母澤類・著
ISBN978-4-86514-508-3
出版社:株式会社 大航海
配信開始日:2016年11月20日
頁数:49(※1)
価格:150円(税込165円)
※1 1行36文字、1頁13行でレイアウトした場合の総頁数です。
あらすじ
真一は、今は亡き父の愛人だった桐野小夜子の家に向かっていた。これで二度目だ。一度目は父の死の知らせを受けたとき。今回は妾宅に関して遺言状に記された話をつけるためだった。大学の助教授をしていた、まじめだけが取り柄だった父はなぜ、小夜子にのめりこんだのか…この女の故郷にいついた理由は──いつの間にか、真一の前に酒が用意されていた。「お月見には、お酒がなくてはいけません」。妾宅から川を挟んで見える月はきれいだった。しみじみとうまかった。徐々に割れる足、息づく女の部分が、月明かりに照らされる。ほとばしりそうなほどの強い欲情が真一に取り憑く──父を奪った女に恋情を抱き始めた真一のとった道は……。
著者略歴
子母澤類(しもざわるい) ─ 建設設計会社勤務の傍ら、小説を執筆、1996年雑誌「小説クラブ」でデビュー。単行本、雑誌、スポーツ新聞にて作品を発表。加賀・金沢を舞台にしっとりとした作品に魅了される読者多数。
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